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銀座百点 / 編集長

銀座百点 / 編集長 田辺 夕子

商人と職人の顔が見える
銀座のありのままの魅力を
一冊に込めて。

1955年に銀座の100軒の商店によって創刊された日本初のタウン誌『銀座百点』。今では、約120軒の商店が共同出資をして、街の魅力を伝え続けている。そんな『銀座百点』の編集長を務める田辺夕子さんは、自身も銀座という街のファンだという。

「私自身が初めて『銀座百点』を知ったのは、向田邦子さんのエッセイ集『父の詫び状』がきっかけでした。大人になって銀座に遊びにいくようになり、ある店先で実際に冊子と出合ったんです。そんな思い出もあり、編集者を志した時にすぐに『銀座百点』が頭に浮かびました」

2004年に編集部に入り、長い間銀座の街を実際に歩き、数々の店の取材を行ってきた田辺さん。この街の人々に通ずるクラフトマンシップは「もてなし」だと教えてくれた。

「銀座は商人と職人の街です。そんな人々の顔が見えるのがこの街の魅力の一つ。それぞれの売っているもの、作っているものに誇りを持ち、もてなしの気持ちでお客様に伝えています。そんな姿を見ていると彼らの心意気を感じます」

街の人々を見つめ、その技術、心に触れてきた。そんな彼女ももちろん『銀座百点』を編み出すクラフトマンの一人でもある。

「何かを生み出す人、伝える人には、思いにそれぞれ芯が通っていると思います。そのような目に見えない精神をいかに文字で伝えていくかを常に考えながら、『銀座百点』を作ってきました。タウン誌は、街そのものを反映していかなくてはいけません。古さと新しさ、和と洋、様々な文化が混じり合い一つの銀座という街を作り上げてきました。その姿をありのままに表現することが、私なりのクラフトマンシップですね」

カナダグースも銀座の商店の一つ。『銀座百点』の編集部から程近く、銀座四丁目の一角で店を構えている。

「カナダグースは街の魅力を守りながら、新たな試みを始めようとしていると感じました。『銀座百点』の編集長として街の人々と繋ぐ架け橋になりたいですね」

銀座百点

住所:東京都中央区銀座4-2-6 東京第二朝日ビルディング
TEL:03-3528-6543

田辺 夕子

日本初のタウン誌『銀座百点』11代目編集長。社会人経験を経て、2004年に入社、2015年より現職。

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